今回は、秋から冬にかけて旬で美味しい里芋を使った、里芋の煮っころがしを紹介していきたいと思います。
里芋はぬめりが特徴的な野菜です。包丁を使う際は十分に注意しましょう。
皮をむく際は、包丁よりもピーラーを使う事をオススメします。
里芋はシュウ酸という成分が多く、素手で触ると痒くなりやすいです。敏感肌の方は特に注意しましょう。手に傷が無い人限定ですが、酢水で手を洗うと痒みが治まりやすいです。
材料計量
里芋は皮を除いた量です。※家族の多い方や里芋が好きな方は量を増やしてください。
里芋 約250g
☆水 200cc
☆砂糖 小さじ1
☆昆布つゆ 大さじ1
☆麺つゆ(2倍濃縮)大さじ1
☆だし昆布 1枚(約5cm)
青ネギ お好みで
使う調理器具
包丁、ピーラー(あれば便利)、まな板、ボウル、片手鍋、
落し蓋(無い方はアルミホイールやクッキングシートで代用できます)
作り方
①里芋の泥や汚れを洗って、キッチンペーパーでよく拭きます。
里芋は水気があるとぬめりが発生するので良く拭き取りましょう。
②里芋の皮をむきます。ピーラーがあると便利です。
③一口大よりも大きめに切ったら塩少々(分量外)を入れて揉んで水で洗い、表面のぬめりを取り除きます。
④片手鍋に洗った里芋と☆の調味料を入れ、落し蓋をして沸騰するまで中火で加熱していきます。
里芋は吹きこぼれやすいので、火をつけたら目を離さずに注意しましょう。
⑤沸騰したら弱火にして里芋に火が通るまで煮ていきます。
⑥竹串を刺してみてスッと入れば火が通っています。
⑦火が通ったら強火にして鍋を振り里芋を転がしながら煮汁を煮詰めていきます。
煮っころがしの由来は汁が無くなるまで煮詰める時に、鍋底に引っ付かないように転がす工程から来ています。
⑧↑↑↑このくらい煮詰まれば大丈夫です。
⑨器に盛ってお好みで青ネギを散らして完成です。
その日食べても美味しいですが、二日目はさらに味が染みていて美味しいです。
最後に
煮っころがしいかがだったでしょうか?甘辛いタレで白米が消えること待ったなしです。
里芋の煮物と煮っころがしの違いも面白いですよね。
料理の名前や由来は、歴史や地理また調理工程から来ている場合が多いです。例えば郷土料理北海道のちゃんちゃん焼きやフランス料理などのブルゴーニュ風、ミラノ風など
料理そのものが人類の歴史です。気になった方は調べてみるのも面白いですよ。
脱線しましたが、里芋は色々な料理使えるので、また機会があれば他の里芋料理も紹介していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は【揚げないから簡単】酢豚を紹介したいと思います。お楽しみに