アグリの料理ブログ
和食

【柔らかくジューシー皮目パリパリ】鶏肉の紅葉おろし煮

今回は鶏もも肉を使た紅葉おろし煮の作り方を紹介したいと思います。紅葉おろしとは大根と唐辛子を使い紅葉のような赤色の大根おろしの事です。

大根おろしには「プロテアーゼ」という消化酵素が含まれており、お肉などのタンパク質を分解して柔らかくする効果があり鶏肉が柔らかくジューシーに仕上がります。 

材料計量

唐辛子だけで赤くしようと思うと辛すぎるので人参も使います。

※辛い物が苦手な方は一味唐辛子を入れなくて大丈夫です。

よく照り焼きチキンなどはみりんを入れ照りを出しますが、みりんはお肉が硬くなりせっかく大根おろしで柔らかく仕上げるので今回はあえて使いません。

材料(2人分)

鶏もも肉    1枚

塩       少々

サラダ油    少々

大根      150g

人参      60g

☆※一味唐辛子 小さじ1/4

☆白出汁    大さじ1

☆清酒     大さじ1

☆砂糖     小さじ1

☆だしの素   小さじ1/2

☆濃口醬油   小さじ1/2

青ネギ     お好みで

使う調理器具

包丁、まな板、ピーラー、おろし金、ボウル、フォーク、キッチンペーパー、フライパン、菜箸、トング

作り方

①大根の皮を剥いておろし金で大根おろしを作りボウルに入れます。

②人参も同じ様にすりおろして大根と一緒にしておきます。

③鶏肉の両面にフォークを使って全体にまんべんなく穴をあけます。

フォークで穴をあける事で肉が縮むのを防ぎ筋を切って柔らかくしてくれる効果があります。

また味が染み込みやすくなる効果もあります。

④鶏肉は両面に塩を振って5分程おきます。

塩を振ることで表面のタンパク質が早く凝固して焼いたとき肉汁(うまみ)の流出を防いでジューシーに仕上がります。

また余計な水分が抜ける事で一緒に肉の臭みも抜いてくれます。

フライパンで焼いたときに表面の水分が抜けているので油跳ねが少なくなり火傷しにくくなります。

⑤その間に大根と人参が入っているボウルに☆の付いた調味料を入れ混ぜ合わせます。

⑥5分経ったらキッチンペーパーで抑えながら余計な水分を抜き取ります。

⑦フライパンにサラダ油を少し引いて中火で熱し、鶏肉の皮目から焼いていきます。

⑧余計な脂をキッチンペーパーで拭きとりながら、時々抑えながらこのくらいのきつね色になるまでじっくり焼いていきます。

⑨きつね色になったら菜箸で鶏肉をひっくり返して大根おろしの入った調味料を鶏肉の皮目になるべくかからないように入れます。

皮目をパリパリに仕上げたいので皮目にかからないように調味料を入れます。

⑩大根おろしの水分が無くなるまで煮ていきます。

⑪このくらいまでになったら火を止めトングを使ってまな板に載せて食べやすい大きさに切ります。

断面は見ても分かる通り艶やかでしっとりとしています。

⑫お皿に盛り付けてお好みで青ネギの小口切りを飾って完成です。

紅葉おろしをつけてお召し上がりください。

最後に

パリパリした食感のいい柔らかいチキンにごはんが進む味付けです。

寒い日でも唐辛子のお陰で体が温まります。是非お試しください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

次回は【小腹が空いた時におすすめ】さつま芋餅の作り方を紹介したいと思います。