今回は殻付きの牡蠣の下処理方法を紹介したいと思います。殻の剥き方から加熱しても縮みにくい加熱しても縮みにくい下処理方法まで画像付きで解説したいと思います。
プロが現場で実際にする下処理方法です。少し手間はかかりますが、手順を踏んで真似するだけで縮みにくくプリっとした触感の牡蠣が家庭で食べられます。
用意するもの
ステーキ用ナイフ、軍手(あれば)、ザル、ボウル、
殻付き牡蠣 10個
片栗粉 大さじ2
水 適量
手順
①牡蠣は構造上貝柱を殻から外さないと開きません。なので中に身があるのをイメージして貝殻の平たい面に沿って口の隙間にステーキ用ナイフを差し込み貝の真ん中より少し手前にある貝柱を削ぎ取ります。

②殻が完全に閉まっている物はナイフの柄で殻の先端の薄い部分を2~3回叩いて隙間を空けて①と同じように隙間にステーキ用ナイフを差し込み貝柱を削ぎ取ります。
③片方が上手く開けたらもう片方の殻に凹凸のある貝柱は目視で身を外します。

④殻が全て剥けたらボウルにザルを重ねて水を張り牡蠣の身に付いた細かいゴミや殻を取り除きます。

⑤ボウルに牡蠣を入れ分量の片栗粉を全体にまぶしてから水を入れ指の腹で優しく洗います。
灰色っぽいものが全てが牡蠣の汚れです。この汚れは臭みの原因にもなります。
下処理をしないとこの臭みのある汚れごと食べている事になります。

⑥あとは水を入れ替えながら灰色の濁りが無くなるまで綺麗にすすいだらこれで牡蠣の下処理は終わりです。

後は各ご家庭でいつも通りの加熱調理をしていただくだけで、ひと味違うグレードアップした美味しい牡蠣料理に仕上がります。
最後に
下処理をすることで汚れと一緒に臭みも取れそのまま調理するよりも美味しくなります。
今回は海老の下処理を紹介しましたが、下処理だけでなく他にも日々の献立に役立つレシピを沢山紹介していますので、時間がある方はホームページへ遊びに来ていただけると嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回はこの下処理をした牡蠣を使った【栄養満点】牡蠣の炊き込みご飯の作り方を紹介したいと思います。