アグリの料理ブログ
洋食

【ソースが分離しにくい】大根と生ハムのカルパッチョ

今回は大根と生ハムを使ったカルパッチョの作り方を紹介したいと思います。

基本のカルパッチョのソースは酢とオリーブ油で出来ており、本来酢と油は混ざり合いにくく乳化させるのには時間がかかります。そこで今回は誰でも簡単に手間なく乳化した美味しいカルパッチョソースが作れるコツも合わせて紹介たいと思います。

料理別のオリーブオイルの使い分けについて最後に解説していますので気になる方はご覧ください。

材料計量

りんご酢が無ければレモン汁や穀物酢に分量そのまま代用可能です。

EⅤオリーブ油とはEXTRA VIRGIN Olive Oil(エキストラバージンオリーブオイル)の略称です。

※カルパッチョやマリネは必ずエキストラバージンオリーブオイルを使ってください。

材料(2人分)

大根       35g

生ハム      10枚

【カルパッチョソース】

りんご酢     大さじ1・1/2

はちみつ     小さじ1

塩・コショウ    少々

EⅤオリーブ油  大さじ2

【飾り用】   

乾燥パセリ    少々

粗びき黒コショウ お好みで

使う調理器具

スライサー、ボウル、泡だて器

作り方

①大根は皮を剝いてスライサーで薄く輪切りにします。

②盛り付け用のお皿に大根と生ハムを交互にずらしながら並べます。

③ボウルにりんご酢、はちみつ、塩こしょうを入れて混ぜます。

はちみつを入れる事で乳化しやすくなりカルパッチョソースが分離しにくくなります。

④EⅤオリーブ油を入れ酢と混ざったらカルパッチョソースの完成です。

⑤盛り付けた大根と生ハムにカルパッチョソースをかけてパセリとお好みで荒引き黒コショウをかけたら完成です。

最後に

生ハムの塩気と大根のパリッとした食感に口当たり滑らかなさっぱりしたソースがよく合います。

ワインやフランスパンにもよく合いますので是非お試しください。

オリーブオイルの使い分け

スーパーのオリーブオイルコーナーに行くと沢山のオリーブオイルが売られています。メーカ問わずよく見かけるのがエキストラバージンオリーブオイルと(ピュア)オリーブオイルの2つです。

この2のオイルは製法が異なり料理によって使い分けがされています。今回は製法と使い分けについて解説したいと思います。

エキストラバージンオリーブオイルは摘み取ったオリーブを絞ってろ過したシンプルなそのままのもので、オリーブ本来の風味が強くそれを活かしたドレッシングやマリネなど加熱せずに食べる料理の時に使われます。エキストラバージンオリーブオイルにはグレードがありIОCの厳しい品質基準により上から「エキストラバージン」「バージン」「オーディナリーバージン」に名称が分けられています。良いエキストラバージンオリーブオイルは価格が高いですが、その分食べた時のオリーブの風味は別格です。

(ピュア)オリーブオイルは絞ったオイルを精製して風味を抑える事で料理に使いやすくしたオイルです。精製している関係でエキストラバージンオリーブよりも酸化しやすいのがデメリットです。主に炒め物や揚げ物など加熱する料理に使われます。(ピュア)オリーブオイルは現在名称が変わりピュアが無くなりオリーブオイルと呼ばれています。

最後までお読み頂きありがとうございました。

次回は【さっぱり濃厚】鮭のレモンクリーム煮の作り方を紹介したいと思います。

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