アグリの料理ブログ
和食

【さっぱり食べられる】豚肉の梅しそ巻き

今回は暑くなり食欲が落ちてきてもさっぱり食べられる豚肉の梅しそ巻きの作り方を紹介したいと思います。大葉の爽やかさと梅の酸味が食欲をそそります。

大葉と梅干しのお陰で傷みにくくこれからの暑い時期のお弁当のおかずにも安心して入れられます。

材料計量

梅干しは種を抜いたグラムです。計量器が無くて分かりにくければ大さじで2杯計ってください。

材料(1~2人分)

豚ロース薄切り肉   12枚

大葉         18枚

梅          30g

砂糖         ひとつまみ

水          大さじ2強

使う調理器具

包丁、まな板、バターナイフ、フライパン、フライパン蓋、菜箸

作り方

①大葉は茎の端を切り落として両面の水分を拭き取ります。

②梅干しは種を取り出して包丁で細かく叩きます。砂糖をひとつまみ入れてよく混ぜます。

③豚ロースを2枚重ねて広げてつなぎ目を指で押さえてくっつけます。

④大葉3枚を並べてその上に叩いた梅干しを塗り広げます。

⑤くるくると巻きます。

⑥③~⑤を繰り返します。

⑦フライパンに並べて中火で全面じっくり焼きます。

油は引かなくても大丈夫です。年季の入った焦げ付くフライパンは少し油を引いてください。

⑧全面焦げ目が付いたら清酒を回しかけ蒸し焼きにします。

蒸し焼きにすることで中までしっかり火が入ります。

⑨水分が蒸発したら火を止めてお皿に盛り付けて完成です。

最後に

大葉と梅干しのお陰でお肉がさっぱりと食べられるので暑い日におすすめです。

お肉を二枚重ねにしているのでボリュームがあり食べ応えも十分です。

お弁当に入れる場合は一晩ブラン液やお酒に浸けてから焼くと冷めても柔らかく美味しくなります。

疲労回復に最適

豚肉・大葉・梅干しはそれぞれに疲労回復効能があります。

豚肉にはビタミンB₁が豊富で体内に疲労物質が蓄積するのを防いでくれます。また自律神経のバランスを整えてくれます。

大葉にはβ‐カロテン、ビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれています。特にβ‐カロテン、ビタミンB₂は野菜の中でもトップクラスの含有量でビタミンB₁、ビタミンCと共に疲労回復に効果があります。

梅干しにはβ‐カロテン、ビタミンB₁、ビタミンE、カリウム、食物繊維、クエン酸、りんご酸が豊富に含まれています。クエン酸は疲労物質の乳酸を燃やしてエネルギーに変換してくれます。

また大葉と梅干しは疲労回復だけでなく抗酸化作用と殺菌作用があります。抗酸化作用は体内の酸化(サビ)を防ぎアンチエイジング効果が期待できます。殺菌効果でこれからの暑い時期のお弁当に入れても安心です。

※疲労回復効果があるからと食べ過ぎは塩分過多で健康に悪いので気を付けてバランスよく食べましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。

次回は【万能】ニラの醤油漬けの作り方を紹介したいと思います。