前回下処理した筍を使って本格的なチンジャオロースーを作りたいと思います。筍の下処理方法が分からない方は先にこちらをご覧ください。
材料計量
味覇(ウェイパー)は鶏がらスープの素や香味ペーストに代用して頂いても構いませんが、味の濃さや風味が異なりますので各自で味の調整をお願い致します。
清酒は老酒が手に入らないので代用で使用しております。
筍 150g
ピーマン 120g
豚ロース薄切り 250g
塩 ひとつまみ
コショウョウ 少々
片栗粉 大さじ1
ごま油 大さじ1
☆オイスターソース 大さじ1
☆濃口醬油 小さじ1
☆砂糖 小さじ1
☆清酒 大さじ2
☆赤缶の味覇 小さじ1/2
☆にんにくチューブ 2g
☆生姜チューブ 2g
使う調理器具
包丁、まな板、フライパン、ボウル、菜箸
作り方
①筍とピーマンを千切りにします。長さはピーマンに揃えてください。
穂先は柔らかいので炒め物には向きません。汁物にすると美味しいのでお試しください。
②豚肉も同じように細く切ります。
③切った豚肉をボウルに移して塩・コショウを振って揉み下味を付けます。
④片栗粉を入れて全体によくまぶします。
片栗粉をまぶす事で、味が馴染みやすくなる効果と肉汁が閉じ込められ焼いても柔らかいままになります。
⑤別のボウルに☆の付いた調味料を全て入れ混ぜ合わせておきます。
⑥フライパンを中火で熱し、ごま油を引いて豚肉を炒めます。
⑦肉に火が通ったら筍とピーマンを入れ炒めます。
⑧ピーマンがしんなりしてきたら☆の付いた調味料を入れて炒め合わせます。
⑨全体に馴染んでタレが煮詰まったらお皿に盛って完成です。
最後に
醬油ベースのオイスターソースにシャキシャキの筍とピーマンが食欲をそそりご飯が進み2日分のつもりで沢山作りましたが、完食して余りませんでした。
ピーマン以外にもパプリカを入れるとさらに彩りが良くなります。
チンジャオロースーを中国語で書くと青椒肉絲となります。
青椒肉絲の漢字の意味皆さんはご存知でしょうか?
青椒(チン ジャオ)=青ピーマンという意味で日本語では甘唐辛子とも書きます。
肉(ロー)=お肉
絲(スー)=細切りや千切りの意味があります。
発音は日本人に合わせたもので、無理やり発音するとチンジャオロースーとなり中国の現地でこのまま言っても誰にも理解してもらえません。悲しい…
直訳するとピーマンとお肉を細切りにしたものという意味になります。元々漢字は中国語から伝来してきているので、簡単な中国語ならコツをつかめばなんとなく日本人でも意味は分かります。
ちなみに今回豚を使いましたが、牛肉を使った場合青椒牛肉絲(チンジャオニューロースー)となります。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回は【さっぱり美味し】バンバンジーの作り方を紹介したいと思います。