今回は長芋を使った白煮の作り方を紹介したいと思います。
生で食べると痒みが出てしまうお子様や長芋料理のレパートリーを増やしたい方におすすめです。
材料計量
柚子やすだち以外にもカボスやレモンの皮でも代用可能です。皮は香りづけですが一緒に食べても問題ありません。
長芋 120g
酢 小さじ1/2強
水 300cc
【味付け】
だし昆布 1枚
水 250cc
白だし 大さじ1
みりん 小さじ2
【飾り用】
柚子又はすだちの皮 少々
使う調理器具
包丁、まな板、ボウル、鍋、菜箸、落し蓋
作り方
①長芋は皮を剥いて4等分の輪切りにします。太ければ2等分の輪切りにしてください。

②分量の酢水に10分浸けてアク抜き+表面のぬめりをとります。

③だし昆布に画像の様な切れ目をキッチンばさみで入れます。

④鍋にだし昆布と分量の水を入れて中火にかけます。

⑤アク抜きした長芋は表面を軽くこすってぬめりを落としてから水気を切ります。
⑥沸騰する直前で昆布を取り出して火を止めます。
⑥昆布を取り出した出し汁に長芋を重ならないように入れて中弱火で沸騰するまで煮ます。

⑦沸騰したら調味料を入れて落とし蓋をして弱火で20分静かに煮ます。
⑧柚子又はすだちをよく洗ってから包丁で薄く3cm程剥きます。
皮にはホコリや残留農薬が付いている場合があるのでしっかりと洗います。気になる方は無農薬の物を使ってください。
包丁で剥くときは白いワタが付かないようにします。白いワタは苦いのでなるべく薄く剥いてください
⑨剥いた皮は綺麗に整えてNになるように切り込みを入れます。

⑩Nの端と端を矢印の方向に優しく引っ張ってクロスさせると折れ松葉が作れます。
(難しい場合は千切りにしても構いません)
すだちの方が緑なのでより松葉っぽく見えます。
意外と簡単なので覚えておくだけで煮物や茶碗蒸しの飾りつけに使えます。


⑪20分煮たら落とし蓋を取って味見をして好みの濃さになるまで追加で煮ます。
⑫火を止めお皿に盛って折れ松葉を飾り付けたら完成です。

最後に
長芋はホクホク柔らかくだし汁との相性もよく柑橘の爽やかな香りも楽しめる上品な味わいです。一日程置くとより長芋に味が染みて美味しくなります。
焼き秋刀魚定食の副菜におすすめです。
皮を使った後のすだちは果汁を絞って醤油と半々で混ぜて手作りポン酢にすると水炊きなどの鍋料理を美味しく食べられます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回は【簡単おしゃれ】サーモンとアボカドのミルフィーユグラタンの作り方を紹介したいと思います。
