アグリの料理ブログ
和食

【栄養満点】しらすと高菜の焼きめし

今回は栄養満点しらすと高菜の焼きめしの作り方を紹介したいと思います。栄養については最後に解説しています。

焼きめしは見た目はチャーハンと一緒ですが、卵を入れる順番が違うのでパラパラではなくしっとりとしており味付けも醤油を使います。

材料計量

お米は事前に炊いて置いてください。

材料(2人分)

ご飯        1合分

高菜        約150g

サラダ油      小さじ2

塩         小さじ1/4

サラダ油      少々

釜揚げしらす    60g

人参        50g

にんにくチューブ  2g

卵(Ⅿサイズ)   2個

鶏がらスープの素  少々

濃口醬油      大さじ1

使う調理器具

包丁、まな板、ボウル×2、フライパン、菜箸、木べら

作り方

①高菜は葉と茎どちらも粗みじん切りにします。

②人参は皮を剝いてみじん切りにします。

③フライパンに油を引いて高菜を中火で炒めます。

④塩を入れてしんなりするまで炒めたらボウルに移します。

⑤新しいボウルに卵を割り入れ鶏がらスープの素を入れて溶きほぐします。

⑥高菜を炒め終わったフライパンにもう一度油を引いて人参を中火で炒めます。

⑦人参に火が通ってきたら釜揚げしらすとにんにくを入れてにんにくの香りが立つまで炒めます。

⑧溶き卵を入れ卵が固まるまで火を入れます。

⑨ご飯を入れ優しく切るように具材と混ぜ合わせます。

⑩混ざったら高菜を戻し更に炒め合わせます。

⑪フライパンにスペースを開けて醤油入れ焦がし醤油にして炒め合わせます。

焦がし醤油にすることで香ばしさがプラスされより美味しくなります。

味見をして足りなければ鶏がらスープの素で味を調えます。

高菜を炒める時間と水分量によっても変わってくるので作る際は毎回調整してください。

⑬お皿に盛ったら完成です。

最後に

しっとりしていて高菜の食感としらすの旨味が感じられ焦がし醤油の風味が良いアクセントになっています。

高菜としらすの栄養について

高菜にはビタミンA、ビタミンB群、ビタミンK、カリウム、カルシウム、鉄などが豊富に含まれています。

・ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を保ち免疫力を高め病原菌が体内に侵入するのを防いでくれます。また強力な抗酸化作用があり、女性には特に嬉しいアンチエイジング効果があります。

・ビタミンB群とはB₁、B₂、B₆、B₁₂、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの8種類の総称です。主にエネルギー代謝や神経機能の維持など人が生きるのに欠かせない栄養素です。またストレス軽減や疲労回復効果もあります。よく機能性食品や栄養ドリンクに入っているのはそういった効果を狙ったものです。

・ビタミンKは血液凝固を助ける止血効果と骨の健康を維持してくれるビタミンで骨粗鬆症予防に効果があります。

・カリウムはむくみ解消に効果的で体内の水分バランスを整えてくれます。

・カルシウムは歯と骨の健康には欠かせないミネラルで、強度を高めてくれます。骨折の予防と折れた時の修復に欠かせません。イライラの軽減にも効果があります。

・鉄は貧血予防と精神的な不調(イライラ・鬱)の軽減に効果があります。

釜揚げしらすにはたんぱく質、カルシウム、ビタミンⅮが豊富に含まれています

・たんぱく質は体をつくるのに欠かせない栄養素です。筋肉、各臓器、皮膚、髪、爪などが体組織がたんぱく質から作られています。また体を動かすためのエネルギー源(燃料)でありそれを分解・吸収するのにも欠かせません。

・ビタミンⅮはカルシウムの吸収を促進してくれ骨と歯の成長と健康に効果てきです。

先程の高菜としらすのカルシウムを体内に効率よく吸収してくれます。

妊婦さんや成長期のお子さん骨粗鬆症・骨折した方には是非とも摂っていただきたい栄養素を含んだレシピです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

次回は【シャキシャキ食感】筍と水菜の中華風サラダの作り方を紹介したいと思います。