今回は、冬旬の寒ブリと大根を使ったブリ大根をご紹介しようと思います。
ブリは冬になり寒くなると身に脂と旨味を蓄え寒ブリと呼ばれます。年間通して冬が最も美味しい時期となります。
火を扱いますので火傷にご注意下さい。
材料計量
ブリは脂がのっている物を選ぶとより美味しく召し上がれます。
ブリ切り身 2切れ
大根 300ℊ
米の研ぎ汁 500cc
☆昆布つゆ 大さじ1
☆濃口醬油 大さじ1
☆みりん 大さじ1
☆清酒 大さじ1
☆砂糖 小さじ2
☆水 500cc
青ネギ お好みで
使う調理器具
包丁、まな板、バット、キッチンペーパー、ザル、鍋、落し蓋、おたま
作り方
①大根の皮を剥ぎ、2㎝の輪切りにします。
②煮崩れないように面取りをします。
③味が染み込みやすいように両面に十字の隠し包丁を2mmほど入れます。
④鍋に米の研ぎ汁を入れて大根を中火で約15分~20分ほど下茹でします。
米の研ぎ汁で下茹ですることでアクを抜き、大根が軟らかくなり味が染みやすくなります。
⑤大根が半透明になるまで下茹でしたら、ザルに上げて水で大根を洗います。
⑥バットにブリを置いて両面に分量外の塩を振って15分程度置いておきます。
⑦15分後に魚が汗をかいてくるので、キッチンペーパーで拭きとります。
塩を振ることで、魚に含まれている臭みや余計な水分を取り除く事が出来ます。
⑧鍋に大根と☆の付いた調味料を全て入れ、中火にかけて沸騰するまで煮ていきます。
⑨沸騰したらブリを入れて落し蓋をして約10分煮ます。
⑩10分後落し蓋を外し、大根に竹串がスッと入るか確認します。
⑪一旦味見をして好みの濃さになるまで再度煮詰めます。
⑫お好みで青ネギや千切り生姜を盛り付けたら完成です。
最後に
ブリ大根いかがだったでしょうか?
下処理のポイントをおさえれば誰にでも美味しいブリ大根が出来ます。
その日食べても美味しいですが、二日目はさらに味が染みていて美味しいです。
是非沢山作ってみて下さいね。
ブリは出世魚と呼ばれ成長するごとに名前が変わるお魚です。よく聞くハマチもブリの手前の呼び名です。
また出世する意味からお祝いの席などでも出される縁起物です。
諸説ありますが、ブリの漢字は「鰤」と書きます。これは「魚」と旧暦の師走「師」から成り立っており、師走の時期に脂がのって美味しくなる事から由来が来ているといわれています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回はごぼうサラダの作り方をご紹介したいと思います。